痛い、ギックリ腰!
9月に入り腰痛で通院する方が増えています。
8月の天候の悪さが関係していると思いますが
腰を悪くしているかなり増えています。
その中でも、ギックリ腰が多いですね
ギックリ腰の原因は様々ですが
一概には言えませんが、無理な姿勢が続いたり
無理な姿勢から急激に動いたなどがありますが
一番に考えられるのが
水分不足による、筋肉の過緊張です。
よく、夜間にふくらはぎが攣ってしまうことがありますが
夏場では、水分不足、エアコンによる冷えが考えられます
どうしても夏場は水分が足らなくなり、水分を取っているようでも
足りていません。
就寝中でもお腹は布団が掛かっていても、足は外に出ている状態なので
攣ってしまう原因になります。
ギックリ腰も同じです。
水分不足による腰の筋肉が水分不足により過緊張を起こし
ギックリ腰になります。
ギックリ腰の方の姿勢を見ると
前屈みになっている方がほとんどです
腰の筋肉が過緊張を起こし体が前に倒れている状態なのです。
足が攣ってしまっても相当な痛さなのに
それがお腹の中で起こっているのですから
たまったものではありません。
ギックリ腰になってしまったら!
最初に行っていただきたいのが
痛いと思った瞬間からじっと動かないで頂きたいのです
1分~3分動きを止めて下さい
そののち動けるようでしたら場所を移動し座って下さい。
次に
近くにある飲み物、なるべく冷えた物を飲んでください
水分不足を補うためです。
水分補給をする際は、0度に近い水分が身体に早く吸収されますので
冷たい飲み物が最適です。
水分補給の役目もありますが、痛いと思う場所は炎症を起こしていますので
それを抑える効果があります。
身体が炎症している場所は
身体の中で火事が起こっていると思ってください
その火事を消化活動しなくてはいけませんので
吸収の早い0度に近い水分を沢山補給することにより
火事の消化活動を早くします。
もう一つは、少し動けるようになると皆さんどうしてか
動かし始めます。
このぐらい動くかな、どの動きまで痛みを我慢できるかな、
このぐらい動かせれば明日仕事に行けるかな、など
日本人は勤勉なので、仕事の事が頭から離れません
しかし、痛みは早く押させて、しっかり休養をとり
100%で仕事を開始したほうがよくないですか?
しっかりと治して復帰してください。
大事な事がもう一つあります
それは、入浴です。
日本人のお風呂伝説はすごいですよね
まさに、都市伝説!
治療が終了後100%の確率で聞かれるのが
「今晩お風呂入っていいですか」
ダメです。
お風呂につかり、その時は、少し筋肉が柔らかくなり
動けるような気がするのですが
お風呂から上がり身体が冷え始めると炎症がひどくなり
痛みは増幅します。
ギックリ腰の方で多いのが
痛み初めの日にお風呂にゆっくり入ったら少し良くなったが
次の日から動けなくなった。
これがお風呂の都市伝説です。
気をつけて下さい。
普段から腰痛にならないように予防が大事です。
特に季節の変わり目は身体の変化が大きいので
無理をせず、身体のバランスを整える矯正をお勧めいたします。
ご自愛ください。