先日当院に来院された女性のお悩み

３０代　デスクワーク　子育て

「一日、１０時間のデスクワーク、主にパソコン作業」

「自宅での家事、子育て」

仕事を始めた頃は、肩が凝り、張りがある程度でしたが

最近は、右の肩が上がらなくなり、肩甲骨当たりの痛みも増してきた。

このようなお悩みです。

一日、１０時間のパソコン作業は辛いですよね

椅子に腰かけたまま姿勢だけでも辛いのに

パソコン作業で身体は疲労しますよね。

仕事の時間を減らしましょう！

と申したいのですが、仕事なのでそうはいきません

辛い所です。

肩が痛くなるのは

肩の使い過ぎで痛くなっていると思っている方が大部分です

しかし、

実は、肘や手首の使い過ぎで起こることが多いです。

特にパソコン作業が長時間の方は肘、手首の使い過ぎで

肩を痛めることが考えられます。

パソコンの作業は、手の平を下にして指を動かし

続ける作業なので腕（前腕）の筋肉が疲労しています

筋肉はすべて連動しています

指、手首を動かす筋肉は肘に付いています

そして、肘を動かす筋肉は肩についています

ですから、指、手首を酷使すると、肘、肩を酷使しているのと

同じなので

肩まで痛みが出て、筋肉が固まり、肩が上がらなくなってきます

肩を治療する前に、指、手首、肘の順番で治療していくことが

回復の早道になります。

肩甲骨や背中の張りも！

こちらも、手首、肘、肩の治療を致しますが

肩甲骨、背中の張りは

「お腹の緊張」を

取ってあげないといけません。

例を挙げると

「弓矢」！

弓矢の弦を引っ張ると弓自体もしなりますよね

これを身体に表すと、お腹側が硬く緊張すると

背中側も緊張する

この原理が身体に起こっています。

人間の身体は痛い所の反対側を治療することで

解消することが多いです。

肩や背中が痛いときは

「お腹側」が大事になってきますね

背中側を一生懸命揉んで治療するより

お腹側を治し、身体のバランスを取り直し手上げるほうが

早期回復につながりますね。

ご自身で出来る事！

手を下に向けたままの作業が多い方が多いので

そこで

手を上に向けて

「頂戴のポーズ」が

有効的です

手を上に向け手首を下に向ける

強く引っ張らなくても大丈夫です

「頂戴のポーズ」

試してください。

もう一つは

寝る前に、お布団、ベッド、床

どこでも構いません

「大の字」

に寝て頂き、

「深呼吸」５回

深呼吸？

と思われている方がほとんどだと思いますが

あなどってはいけません

５回の深呼吸で身体も心もリラックスできます

一日１回、深呼吸、試して下さい。

５回深呼吸するとおおよそ１分です

２４時間中の１分

今日の疲れを明日に持ち越さない為にも

深呼吸５回

是非、お試し下さい。

他にもお身体のお悩みご相談ください。

丁寧に対応させて頂きます。